妊娠中は頼もしかった夫との幸せな赤ちゃんとの生活…が!
子供が産まれても何も変わらない旦那!母として頑張っているのは私だけ!?
育児をしない男性にイライラ!イクメンの理想が崩壊!
このまま何も手伝ってくれないままでは愛も冷めてしまいそう!
そんな不安で悩んでいるママさん!諦めないで!
ただ今、1歳の子育て奮闘中の私のリアルタイム旦那育成術をお話しします。
育児をしない旦那にイライラ
おめでとうございます!ついに赤ちゃんとの生活が始まりましたね!
実際に赤ちゃんと生活をしてみると想像していたよりハードです。
壮絶な陣痛で握りしめた手首を痛めたまま、慣れない赤ちゃんの抱っこを続けて腱鞘炎に苦しむママもいるでしょう。
お母さんは出産後から休む暇なく、はじめての命を必死に守り育てます。
でも旦那は?赤ちゃんのパパは今何をしてますか?
オムツを変えてくれますか?夜泣きに付き合ってくれますか?
私の場合、NOでした。
旦那は何にもしてくれない、しようともしない人でした。
最近ではこの状態を「ワンオペ育児」と言います。
ワンオペとはワンオペレーションの略語で、家事や育児をお母さんがひとりで行う事です。
このワンオペが今、問題になっています。
ワンオペ育児をさせる旦那のタイプ
子育てを率先して手伝ってくれる旦那と手伝ってくれない旦那の違いはなんなのでしょうか?
それは、旦那の育ってきた環境、今のあなたとの環境の両方が原因かもしれません。
そして、今の環境を変える事で何か変わるかもしれません。
お金を稼ぐことが全てと思っている
育児を手伝ってくれない旦那の思考に多いのが、「家事育児は仕事ではない」です。
旦那からすると、「自分は外に出て働いて家のために稼いできてあげている」だから帰ってきたら休みたいのです。
もうひとつは、「嫁はずっと家で赤ちゃんと寝れるんだからいいよな」と勘違いをしている方が大変多いです。
旦那の母親がワンオペ育児だった
例えば、自分の父親が亭主関白で家事育児は母親がやっていた背中を見て育った旦那はそれが当たり前だと思ってしまいます。
「父親は外で働き、母親は内を守る」これは古い考え方です。
今は共働きも多く、いずれ母親も仕事に復帰する時、家事育児も2人で協力しないと母親への負担が大き過ぎて体調を崩しかねません。
亭主関白タイプ
子供が産まれる前から台所に立つ事もなく、家事に無関心だった場合、亭主関白タイプと言えるでしょう。
上記と同じく、父親が亭主関白だった場合、それが当たり前に育ってしまい旦那自身も同じ父親になってしまいがちです。
だって自分がその環境で育っていた時に父親も母親も争う事はなかったのですから何も問題には思わないのでしょうね。
家事を「手伝う」と発言する
あなたが家事をしている時に夫が「手伝おうか?」なんて言ってくれる事もあるかもしれません。
もちろん嬉しい言葉ですが、「手伝う」はおかしな話です。
こういう発言をするという事は、妻がやるのが当たり前だと無意識に思って出る言葉です。
そもそも自分の食べるためのご飯、食べた後の食器、明日着るための服なのですから「お互い様」です。
この場合、協力になるので「手伝う」ではなく「やろうか?」の方が正しい声掛けと言えるでしょう。
妊娠中でも飲み会に頻繁に行っていた
私の場合もありましたが、妊娠中でも夫は関係なく会社の人や友達と飲みに行ってました。
それが臨月近くとなると、育休に入り人との交流がなくなり、外にもウロウロできず、身重で家事ですら大変で心細かったです。
女性は、つわり、胎動、息苦しさ、妊娠線の痒み、お腹の重さなど今までに経験した事のない辛さと戦い、母親としての心の準備ができてきます。
しかし男性は、女性と違い、お腹の中に赤ちゃんがいるわけではないので父親としての自覚が芽生えにくいのです。
仕事のお付き合いも大切ですが、その仕事は家族のために頑張っているからこそお付き合いは程々にして、家族との時間を大切にしてほしいですよね。
イクメン夫にする方法
ここまで読んでいただき共感していただいた方、共感どころかもっとレベルがヒドイ旦那という方でもイクメンにできるかもしれないのです。
なぜかと言うと、私の夫も一切育児に参加しないどころか「大きな息子」でしたが、子供が1歳を迎える頃にはまあまあ頼れる父親に成長したのですから。
そして、これからも成長させていく予定です。
男性はゲームのように経験値をUPさせて成長する生き物ですので、上手く育てれば頼もしい存在になるかもしれません。
それは、旦那と同じ環境にいる、あなた次第なのです。
Step1.妊娠中はベビー用品選び
妊娠中はやらなければいけない事だらけですよね。
会社への報告、お宮参り、産まれてくる赤ちゃんのお洋服や必要な物の準備、名前だって考えなければいけません。
この全て、夫と話し合いながら決めて行くのが理想です。
夫に決めてもらわなくてもご自身でできる事もあるかもしれません。
しかし、夫と話し合って進めていく事で、妊娠によって体調の変化というものがない男性にはこれから子供が産まれてくる準備の実感を与えていかなければなりません。
女性は出産までお腹で赤ちゃんを10ヵ月間育てていきながら母親としての実感が湧いていきます。
男性だって、何の実感もないまま赤ちゃんが産まれたら父親!とは切り替えれません。
まずは、パパにもベビー用品を選んでもらい、2人の環境の雰囲気を変えて実感させていきましょう。
ベビー用品はこだわって自分で決めたい!という方もいるかもしれませんが、パパにも半分は選ばせてあげてください。
「子供のために」という役割を与える事で産まれてくる我が子への愛おしい感情が芽生え父としての責任感が生れます。
Step2.些細なことでも褒める
女性は頭の中でイメージ(計画)し、独断でも行動のできる自立心の強い方が多いです。
一方、男性は物事を開始して、アドバイスを受ける事でさらに成功率が高くなる向上心の強い方が多いです。
男性は経験する事で要領を掴むので、やった事のない事は上手くイメージできません。
だからこそ、できた事に対して良い評価をしてあげると、経験を活かして自分なりに工夫してさらに評価を上げようとします。
これは難しい事ではありません。
ただ、「ありがとう」「すごく助かる」「嬉しい」と喜びの言葉をしっかりと伝えるだけなのです。
私たち女性が家事育児をしていて何か終える度に「洗い物ありがとう」「洗濯物ありがとう」「お風呂ありがとう」と言ってくれる旦那はなかなかいないでしょう。
しかし、ここは旦那をイクメンにできるならこれぐらいの事!と切り替えて毎回喜びのお礼を伝えましょう。
大きな息子を育てていると思えばいいのです。
Step3.オムツ交換から始める
パパに育児を参加させるには、まずオムツ交換から覚えてもらいましょう。
育児ではオムツ交換が一番多い作業なので、やってくれる事がオムツ交換だけでもとても助かります。
そして、オムツ交換なら失敗しても汚れるだけで済みます。
決して、いきなり哺乳瓶でミルクを作って飲ませてもらったり、お風呂(沐浴)は危険なのでやめましょう。
ヤケドをしたり、吐き戻したり、落としてケガをさせてしまうと大変な事になりますし、そんな事になってしまうとパパへの信用が一切、拭えなくなり今後の育児を頼めなくなってしまいます。
オムツ交換が失敗しても絶対に嫌な顔を出さず「あらあら漏れちゃったね」と笑顔で片付けましょう。
その姿を見る事で、次回からは気を付けてくれますし、漏れても手際良く片付けてくれる様になるでしょう。
Step4.お風呂はパパに任せる
オムツ交換に慣れたら、次はお風呂(沐浴)の練習をしましょう。
お風呂で赤ちゃんと肌と肌を触れ合う事で我が子への愛おしさが生れます。
そして、ママが見ていない緊張感のない空間で照れずにパパらしいあやし方をしてくれると育児の成長にもつながります。
不安もありますが、任せる事も父子のスキンシップには大切です。
どうしても不安な場合は、最初の何回かは一緒に入るか、服を着たままパパのお手伝いをしてあげてください。
何度かやっていく事で要領もつかめて安心して任せる事ができれば、その間ママの息抜きの時間が得れます。
Step5.美容院など一人の時間を作る
出産後、自宅に帰ってきてからママは赤ちゃんに付きっきりで、一人の時間なんてないですよね。
でも、どこかで息抜きをしないと疲れてしまいます。
パパに安心してオムツ替えとミルクが任せられるようになったら、1時間~2時間ぐらい赤ちゃんをお願いしてママ一人の時間を作りましょう。
なかなか行けなかった美容院でも良いですし、買い物や歯医者、とにかく外に出て深呼吸をしながら歩くだけでも良いんです。
久しぶりの一人の時間は大げさでも世界が広く感じ身も軽くリフレッシュできるでしょう。
そして、また赤ちゃんと一緒にがんばれますし、この機会を与えてくれたパパに対しても良好な信頼関係が築けます。
Step6.子どもと遊ぶ時はスマホは封印
最近、育児あるあるで多く耳にするのが、「旦那のスマホ依存」です。
ママが家事をしてる間、赤ちゃんを見てくれていると思ったらスマホいじいじ…
スマホのゲームに夢中で子供の面倒を見てくれない。
私も夫に「我が子よりそんなにスマホが可愛いか?」と何度、嫌味を言ったことか。
男性はひとつの事を集中してしまう所があるので、スマホを触ると他が見えなくなってしまいます。
これはスマホに限らず、テレビも当てはまります。
もし、夫に子供を見てほしい時はスマホを離してテーブルの上に置かせましょう。
スマホを触る場合は「それは今すぐしないといけない事?」「今が大事な時なのに、スマホばかり見てるとパパ見知りして一生懐かないよ」と冷静に忠告しましょう。
それでもスマホを離さない時は、3日程夫を無視して子供の育児を全てママが頑張ってみてください。
蚊帳の外の夫は必要とされない寂しさで何かしようと動き出します。
このタイミングは夫も聞き入れやすい時なので、「子供を見てと頼んでいる時はスマホは触らないで」と優しく、少し悲しむように言ってみてください。
男性は規律正しく命令よりも優しい言葉で頼られる方が素直に聞き入れてくれます。
Step7.パパの息抜きの休日も作ってあげる
男性は一人の時間と空間が必要です。
パパに育児を協力してもらうには、オンとオフも作ってあげましょう。
外に仕事に行き、家では子供の面倒を見て…
その中に1時間でもパパだけの時間や空間を与えてあげてください。
それが、心のリセットとストレス発散になるので、不満をためにくくなります。
結果、継続して育児の協力もしてくれるのでママの不満も減ります。
パパのオフの1時間ぐらいはスマホでもなんでもOKにしましょう。
もちろん交代でママも息抜きさせてもらいましょう!
Step8.細かいところを気にせずお礼を言う
実は、これが何より一番大切なんです!
パパが家事をしてくれた時って完璧ですか?
私はNOでした。
洗い物の後はシンク周りがビチャビチャ、掃除機はダラダラ遅い、オムツ替えも遅い!
もう、自分でやった方が早いし手間がかからない!っていうオーラは決して出してはいけません。
とにかく、やってくれた事に心から感謝してください。
私たちママが毎度やっている家事に夫は何度も「ありがとう」なんて言ってくれません。
ですが、男性は褒めて認めてあげる事で経験値を上げて向上するので、しっかり感謝を伝えなければやる気が起きません。
そして、完璧ではなく、ママの余計な仕事が増えたとしても細かい事は気にせず、すぐに手を加えてはいけません。
まずは夫に「ありがとう!すごく助かる!さすがパパ!」「パパが居てくれて感謝でいっぱい!」と大袈裟なぐらい褒めちぎってください。
誰でも褒められる事は嫌な気分になりません。
喜んでもらえた事で次へのやる気と、経験を積み重ねていく事で要領を掴み、工夫して完璧へと育っていきます。
最初はママも大変だと思いますが、いずれ良い方向になると信じてパパの成長を待ちましょう。
二人で協力しながら楽しく子育てをしよう
初めての子育ては説明書も経験もなく不安だらけなママさんが多いと思います。
自分の睡眠や、トイレのタイミングさえ限られていて精神的にもしんどいですよね。
もちろん我が子は可愛い!
だからこそ、楽しく子育てをしてほしいです。
子供の小さい時は本当に一瞬です。
いつの間にかハイハイもしなくなって赤ちゃん語も話さなくなります。
一瞬一瞬をしっかり目に焼き付けてください。
そのためにはママの心の余裕が不可欠です。
子育てはママだけじゃなく、パパと二人で協力して仲良く行う事がとても大切です。
その環境で育った子供は、きっと人に優しく思いやりのある子に育つでしょう。
パパはママより育児の成長は遅いかもしれません。
何度も失敗してママの仕事を増やすかもしれません。
それでも、パパ(夫)として成長した頼れる存在になる事を信じて待ちましょう!
最後に、ママさんいつもお疲れ様です。
あまり考えすぎず、少し息抜きをしながら、周りに頼りながら、ゆっくり赤ちゃんとの空間を楽しんでいってください。
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