本気で愛し合っていた恋人同士でも、悲しい別れが訪れることがあります。
大好きだった恋人との突然の別れは、誰にとってもつらいもの。
付き合っていた期間が長くても短くても、相手との思い出は忘れがたいものです。
別れたあとに思い返してみると、彼女との楽しい思い出ばかりが記憶に残っていますよね。
別れたあとなのに、「今度ここに彼女と行きたかったな」「もっとこれを一緒にやりたかったのに…」などの思いが浮かび、「また楽しかったあの頃に戻れたら…」そう考えることも少なくないでしょう。
そんなことを考えていると、勉強や仕事が手に付かなくなったり、眠れなくなったり日常生活に支障が出ることも。
別れたあとに、「やっぱり自分には彼女が必要だったんだ」そう気付いてしまったら、どうにか復縁できないか考えてしまいませんか?
もしあなたが復縁を望んでいて、復縁を成功させたいなら、まず別れたあとの女の心理を理解することが大切です。
別れたあとの男女の心理は違う
つらい別れのあとは、何もやる気が出ず、彼女との思い出やこれからのことなど、いろいろなことを考えてしまいますよね。
別れたあとに連絡が取りづらくなってしまい、彼女が何をしているのか、どんな気持ちでいるのか気になってしまう人も多いと思います。
男女で別れたあとの心理も違うものです。
男女ではからだの作りが違うのと同じように、脳の作りや価値観に大きな差があります。そのため、恋愛においても考えたかの違いがでてきますし、それが別れたあとの男女の気持ちの差にもあらわれてきます。
別れたあとの女の心理をしっかりと学んで、相手の心理状態を読み取ることで復縁のチャンスがうまれ、幸せをつかむことができるかもしれません。
別れたあとの女の心理
男性に比べて、別れたあとの女性の立ち直りは速いとよく言われますが、これは男性よりも女性の方が恋人と友だちの区別をしっかりとつけている人が多いことが原因のひとつです。
もちろん別れたあとすぐには、女性もすぐに切り替えができるわけではありませんが、そんなに長い時間をかけなくても、気持ちを切り替えて前向きに進む人が多いでしょう。
女性は男性よりも友だちと集まって恋愛について相談したり、話したりする機会が多いですから、別れたあともそうやって誰かに話しをすることで気持ちを切り替えている人も多いのです。
その中で付き合っていた期間を思い出にして、新しい恋へと向かい出すのでしょう。
女性の恋愛は『上書き保存型』とも言われており、新しい恋愛をすると過去の恋愛は新しい恋愛に上書きされ、恋心やその人に対するトキメキなどが消えていってしまいます。
そのため別れたあと、それなりに時間が経っている場合は、彼女にもう一度復縁することを考え直してもらうというよりは、もう一度惚れさせる必要があるでしょう。
あなたとの『新しい恋愛』を始めることにより、またドキドキ感や好きな気持ちが芽生えてきて、再びあなたと付き合い、恋人同士になりたいと思うようになります。
別れたあとの男の心理
別れたあとの男性は、別れたあとの女性と比べ、失恋を引きずる期間が長い場合が多いと言われます。
別れた原因や、どちらから別れを切り出したのかにもよりますが、男性側が何かよっぽど不満をため込んでいた場合以外は、彼女の居なくなった生活を寂しく思っているでしょう。
新しい恋に関しても、別れてしばらく経ったあとも、自分から積極的には行かず、「良い人がいれば…」というような受け身な姿勢になる人も少なくないでしょう。
別れた直後の女性の気持ち
女性側が振って別れた場合
女性側が別れを切り出した場合の別れた直後の女性の気持ちは、本当にこれでよかったのか、別れることが正解だったのかなど、別れを切り出したことに対するもやもやした感情です。
別れを切り出した女性も、いろいろなきっかけや原因があって別れる決断をしたと思いますが、今まで当たり前のようにいた恋人がそばに居ない寂しさをひしひしと感じ、自分のした決断は本当に正しかったのか後悔している場合も少なくないでしょう。
別れたあと恋人との思い出を振り返ったり、もらったプレゼントがあった場合はそれを整理したりしているときなどに、振った女性側も悲しみや寂しさ、つらさを感じています。
別れたあとに自分が失った存在の大きさに気づき、「自分の人生にはやっぱり彼が必要だったのかもしれない…」と自分が振って別れたことを、後悔しているかもしれません。
女性側が振られて別れた場合
女性側が振られて別れることになっていた場合の別れた直後の女性の気持ちは、失恋の悲しみで、ただただつらい気持ちでしょう。
「自分のここが悪かったからダメだったんだ…」「もっとこうしていれば彼は私のことを嫌いにならなかったかもしれない…」など、自己嫌悪に陥るなど、自分を責めてしまうことも。
一日中泣いてしまったり、ふとしたときに涙が止まらなくなったり、食欲がなくなり食事が喉を通らなくなったりしてしまう女性もいます。
また別れたあと泣き続けているうちに、悲しい気持ちが怒りに変わってしまったり、そんな自分に嫌気がさしてしまったりするなど、自分の精神状態の変化について行けず、心も身体も疲れ切ってしまうこともあるでしょう。
精神状態が不安定なことや、そこからくる精神的、肉体的疲労があることなどから、「誰とも会いたくない…」と人との交流をシャットアウトしてしまったり、引きこもってしまったりすることも…。
ストレスや食事をきちんと取っていない、もしくは極度の過食状態になってしまうことから、体調を崩してしまうことも少なくないでしょう。
このように振られた直後の女性は、ただただ悲しみとつらさを感じながら過ごしています。
別れてしばらく経ってからの女性の気持ち
女性側が振って別れた場合
別れたあとすぐは、振った側の女性もいろいろな後悔や喪失感を感じていますが、しばらくすると心の整理をつけています。
「別れたことで新しい恋に進める」「自分がたくさん悩んで自分で決めたことだから」と、前向きに次に進もうとします。
新しい目標や人生を歩み始めた女性は、自分磨きや趣味、新しい恋に向けていろいろな場所に行ってみたり、たくさんの人と交流してみたりと、新たな生活に手一杯になります。
そのため、あまり過去の恋愛振り返ることはなくなるでしょう。
女性側が振られて別れた場合
女性側が振られて別れた場合は、別れたあとすぐに感情的になり自分の気持ちを発散したことで、別れてしばらく経ったあとは気持ちの整理ができ、すっきりとしていることが多いです。
この時期になると、失恋したことや今まであった出来事などを友だちに話すことができるようになっています。
そのためこの時期の振られた女性は、誰かに話して前向きなアドバイスをもらったり、元気づけてもらったりして、新しい目標に向かって進み始めようと気持ちを切り替えているでしょう。
別れたあとにしっかりと悲しみしっかりと泣き、それを乗り越えた女性は、「彼と過ごせてよかった」「自分のだめなところや、直したい部分がわかってよかった」と、過去の恋愛に感謝している人も多いです。
別れたあとの女性は前の恋愛を、思い出や過去の経験としてしっかりと自分の成長につなげ、自分が幸せのために歩みだします。
別れたあとの女の心理まとめ
別れたあとの女性の心理を、別れた直後としばらくしてからに分けて解説していきましたが、いかがだったでしょうか?
別れたあとの女性は、自分が振った側でも振られた側でも、別れた直後は後悔や悲しみでいっぱいです。
恋人のいなくなった生活が寂しく、すぐに元通りの生活には戻れないでしょう。
しかし別れたあとしばらくすれば、楽しかったことも辛く悲しかったことも、『良い思い出』として乗り越え、新しい恋愛へと向かって進み始めます。
もし前の恋人と復縁したいという気持ちがあれば、別れたあとの女性の心理をしっかりと理解し、いま元彼女はどのような心理状態なのかを見極めましょう。
相手の気持ちを予測することができれば、それを元に連絡するタイミングや行動を考えてみましょう。
相手の気持ちに寄り添うことができれば、良い結果が得られるかもしれません。
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